【2年目のチャレンジ】
タルミックです。
以前、お話しました予備校生活ですが、親の経済的負担も考えると申し訳ない気持ちが一杯でしたが、2浪目に突入しました。
その当時の私は、気合いだけは充分で、自分の学力に関係なく、トップ大学しか考えておらず(汗)
2浪目という事で、両親への期待に応えようと、それが気負いになり空回りしておりました。
希望大学の臨場感を味わうため、春の早い時期から予備校仲間と志望大学に見学に行ったりと
今、考えればもっと自分を冷静に分析し、確実に合格できる大学から考えるべきでした。
身の程知らずだった私は、現実を見ずに高望みばかりしており(汗)
試行錯誤しているうちに、春・夏、秋・冬と確実に時間だけは経過し、現役時代を含め3回目の受験シーズンとなり
例によって、周囲が合格していくなか、ギリギリまで、何処も決まらず、かなり参っており、専門学校でも行こうかなと考えていたところに、
母親から「一生のお願いだから、○○大学に行ってくれないか!!」と打診がありました。
【母の気持ちに応えて、入学】
この○○大学は、当時の学力から考えると妥当でした。
しかし、私としては「2浪して○○大学では、割りに合わないし、行くのであれば現役で行ってた」と率直な気持ちを伝えると
母は、それでも私に食らい付いて「イツ辞めても良いから、取り敢えず入学して欲しい」とまで、言うのである。
そこまで言われると、私としては気持ちを固辞できなくなり、結局その大学に合格し通学させて頂くことになりました。
入学したら入学したで、現役で入学している高校の同級生が10人近くおり、彼等は3回生で、私は当然1回生で少し照れました(苦笑)
入学した動機が、親の気持ちに応えてなので、どうしても受動的で、積極的には登校できませんでした。
母は母で、イツ辞めても良いといいながらも大金を納めて入学させてるので、いつも私は尻を叩かれておりました(汗)
高校の同級生が10人(3回生)いてるなか、幸いしたのは中学校の同級生も3人(同じ1回生)いてたことでした(驚)
そうなのです、彼等3人も浪人生活を2年しており、5年振りに再会したのでした。
彼等の入学理由も、私とよく似ており、決して楽しいとはいえなかった4年間でしたが、彼等の存在が救いになり、無事に卒業しました。
一緒に行動することは、多くは無かったのですが、キャンパスで見かけた時は嬉しかったものです。
【学生生活に潤いをくれたミスターM】
それと予備校で知り合った、M君とも予備校卒業後も、よく一緒に行動していました、
実は、このM君は2浪目の予備校で知り合ってるので、1つ年下で彼も、その後2浪して別の大学に入学しており
人当たりがよく、世話好きで、波長もあったので行動をよく共にしておりました。
私の母とも気が合ったので、自宅にもよく遊びにきており、驚いたのは朝起きた時に、私の部屋の前でニコニコして立ってたことでした(笑)
私は大学生で、確か休講日か何かでゆっくり朝寝をしてた時で、M君は予備校にも行かず我が家にくつろぎにきておりました。
それとこのM君、頭が良く、私の行動習慣をよく熟知しており、帰宅時間もバラバラなのに、最寄りの駅で待ってたり
結構、行く先々で出会うのです。勘がよくて、気前もよくて、ふっくらしてるので癒されるのです。
携帯電話のない時代に、約束もせずに、よくあれだけ一緒に行動できたものだと感心します。
このM君、私にとって友達ですが、行動がお父さんであったり、お母さんであったりするのです。
母親がよくM君のことを、「奥さんみたいな子だね。」と言ってたのを思い出します(笑)。
見返りを求めず、私に尽くしてくれるのです。
私の大学の卒業記念に東京ディズニーランドに連れて行ってくれたり!! 天橋立に行った時はカプセルホテルがあまりにも窮屈なので、別の旅館を用意してくれたり、気前も良いのです。
このM君とはよく旅行に行きました、本音で付き合えて、器も大きいので、一緒にいてて安心で癒されるのです。
このM君のお陰で、校外学習も充実し大学生活に潤いを与えてもらえました、今でも感謝しています。《ありがとう❗》
その後、M君は20代半ばで結婚して、20年ほど会っていません。
以前ご紹介した、別荘のT君や今回のM君もそうですが、私の貴重な友人たちは、結婚も早いのです(女性が放っておかないのでしょう)
貴重な学生時代を思いだすストレッチおやじです。

タルミック

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