【新潟でのハプニング】
タルミックです。
大学卒業を目前に、一人で何処かへ行きたくなり(現状を変えたくて)、取り敢えず電車に乗り、日本海沿いに東北に向かいました。
たどり着いたのが新潟でした、明け方に着いたので駅の外でしばらく駅周辺の様子を観ながら、行動予定が考えていました。
たくさん荷物をつめこんだバッグを床に下ろし、ボーッとしていたので警察に職務質問をされましたが、旅の途中であることを説明し、世間話をして労いの言葉を頂く。
しばらくすると駅の出入口が解放されたので、中に入りみどりの窓口の前のベンチで座っているうちに、眠り込んでしまいました。
起きると、目の前に70~80歳くらいの男性のご老人が、こちらをみてニコニコしながら話しかけて来ました。
私の出で立ちをみれば、旅行者というのが一目瞭然で、親切にも食事に誘ってくれたのです。 一人で初めて新潟にきて心細かったので、人の親切に身が染みたのです、地方の人の暖かさは特別だなと、その時までは……??
レストランに入り、取り敢えずビールを頂き(私も好きですから)、勧められるままに何回もおかわりし、気付けば千鳥足状態で、
酔い醒ましに外の風にあたろうと、お店をでて、千鳥足なのでご老人の誘導で歩いてると、人の群れから離れ
閑静な建物街をあるいてるなと思ってると…
冷静にみると、ホテル街に誘導されており(激汗)
さすがに酔いは醒め、しつこく引き止めるそのご老人を振りほどき、駅に向かい電車に乗り西に向かいます((焦))
「まさか……!?」とは思いましたが驚きました。
当時は、そのご老人はただの○○○○かと思いましたが、
今考えると、新潟という場所柄、このご老人のお誘いはお隣りの国(北○○)へのパスポートだったのかな……?
あくまで憶測ですが(笑)、次に向かったのが群馬でした。
翌朝、ホテルのテレビで昭和天皇の《大喪の礼》(天皇陛下が崩御された時の行事)が、厳かに行われていたのを、今でも鮮明に覚えています。
【足利学校に魅了される】
そこから、さらに下へおり栃木県足利市にある《足利学校》に向かいました、向かった理由は覚えておりませんが、
足利学校の敷地に入り、そびえ立つ静粛な樹木の大群に魅入ってしまいました。
言葉では説明できない、何ともいえない《充足感・癒され感》気持ちで心が満たされたのです。
こういう環境で勉強できた当時の足利学校の学生さんを、羨ましく思いました☆
デトックスされた私は、そのまま東京に向かい、高校時代の同級生に会いました。久し振りにあった友達と、旅の経過やなつかし話をして、大阪に帰ることにしました。
今回の旅は、無計画であった上に、ちょっとしたハプニングもありましたが、良い経験になったことは確かでした。
【生き急いでてた20代】
今回の旅で、現状が変わることはありませんでしたが、4年間の集大成的なケジメをつけたかったのだと思います。
新潟での危機感、群馬での「大喪の礼」、栃木での「癒しの空間」、東京での友達との再会と充実はしていましたが
、
現状を変えれるような出来事は、自分に都合よく起こることはありませんでした。
この年齢になって分かるのですが、若い時は環境とか・自分を変えたくて普段とは、何か違うことをすることで、現状を変えようとします。
変わらない事もないですし、きっかけになったりする事もありますが、最も大切なのはタイミングなのです。
人から「今がチャンス」と言われても、そうでない事も多々あります。
平素から、自分の感性を磨き、大切なタイミングを見極めれる練習をしておきましょう。
生き急いでてたタルミックの20代でした。

タルミック

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